同時視聴ってなに?アニメの新しい楽しみ方を解説

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2025-01-03

同時視聴とは、端的に言うなら配信者と視聴者が時間を合わせて同じ映像作品を観るスタイルのことです。リアルタイムに感動を共有することで、ひとりで観るのとはまた違う特別な体験ができます。本記事では、良い点と悪い点を挙げながら、その魅力について解説していきます。

同時視聴について

一括りに言ってもいくつかの種類があります。試しに検索をしてみると「動画配信サービスの同時視聴機能」「複数端末での同時視聴」、他には「ライブ配信の同時視聴者数」などがヒットします。一般的にこれらを指す言葉として使われているとは思いますが、今回は割愛させていただきます。

アニメにおける同時視聴とは

YouTubeより

動画共有プラットフォームで配信者がアニメを観る配信を行い、視聴者も一緒になって楽しむというもの。さすがに映像を流すことはできないため、視聴者は自身の登録した『dアニメストア』や『U-NEXT』などの動画配信サービスで観ることになります。

でも、タイミングは合うの?

配信者の合図にあわせて再生を押します。仮に、ズレたとしても画面上にはタイマーが表示されているので一時停止や各種ボタンを上手く使うことで容易に解消できます。アーカイブであとから特定のシーンだけを確認することも可能です。


Google Trendsより

2019年に起こったコロナ禍を経て、家で過ごす時間が増えたことにより注目されたYouTuberという職業。

企画ものや歌枠、ーム実況が主力であることに変わりはないですが、着実に同時視聴の文化が浸透しつつあるのは「Google Trends」からみても明らかでしょう。

同時視聴の魅力

良い点

初見のリアクションを楽しめる

記憶を消してあのときの感動をもう一度味わいたい。そんな神作品となれば他の人の感想が知りたくなってしまうのは至極当然のことだと思います。

同時視聴の良いところは、文字ではなく生の声で反応を見ることができる点であり、喜怒哀楽はもちろん、一話から通すことで印象や気持ちの些細な変化まで楽しめます。

ネタバレが思った以上に少ない

昔ながらの一挙放送や生放送はコメント付きで観るとネタバレだらけです。気をつけている人もいるけれどオフにしなかったのなら文句は言えません。

一方で、こちらは配信者と視聴者の信頼関係が成り立っていて統制が取れています。でも「推し」の悲しむ行為はしたくないでしょう。

悪い点

視聴にいくつかの制限がかかる

基本的に配信と同じ速度で進行することになります。配信の都合上、数回に分けて観ることが多く、続きを観たいが一緒に楽しむのであれば次回まで待たなければいけません。また、生配信の際は再生速度の変更ができないため、普段から倍速視聴をしている人は少し窮屈かもしれません。

以上になります。

タイトルをすでに視聴済の人には特におすすめの楽しみ方です。未視聴の人には例に漏れず、コメント欄の非表示を推奨しますが、誰かと観たほうが面白いと感じる人にはあからさまなネタバレを見ない同時視聴は試してみてもいいと思います。

おすすめの動画

©ANYCOLOR, Inc. 出典:星川サラ/Sara Hoshikawa 【最終回】STEINS;GATE!アニメ同時試聴する!#5

星川サラ(にじさんじ所属Vtuber)

YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC9V3Y3_uzU5e-usObb6IE1w

2019年から活動を開始。自他ともに認める可愛らしいビジュアルと声で、明るくて楽しい配信が多い。

2024年からはアニメの同時視聴を毎週土曜日に行っています。

主な視聴作品

コードギアス 反逆のルルーシュ】

https://www.youtube.com/watch?v=mDWjId10COc&t=8282s

【STEINS;GATE

https://www.youtube.com/watch?v=qj_FJBTkIW0&t=7710s

魔法少女まどか☆マギカ

https://www.youtube.com/watch?v=7f-fdW3FxGw&t=10405s

Fate / Zero】

https://www.youtube.com/watch?v=rGpyoiDlDCw

続編や劇場版についても視聴されています。

おすすめに選んだ理由としては気持ちの良いリアクションを取ってくれるところです。

キャラクターに対する理解と感情移入が深く、驚いてほしい場面で驚いて、泣いてほしい場面では泣いてくれる。そして、何よりもアニメを心から楽しんで観ている姿が好印象でした。

アニメが好きな人またはVtuberを今まで見ていなかった人で興味がある人は見てみてはいかがでしょうか。

ただし、歌にライブ、ゲーム実況、コラボ企画などマルチに活動されていて同時視聴がメインではないことだけご留意ください。